中国当局、航空便の乗客に搭乗前のPCR検査義務付けへ

中国民用航空局(CAAC)

中国当局は、中国に乗り入れる航空便の乗客に対し、PCR検査で新型コロナウイルスが陰性であることを証明することを求める公告を発表した。

中国民用航空局と税関総局、外務省が7月20日に連名で発表したもので、受入国の検査能力を評価し、条件が満たられた際に、具体的な実施方法を発表するとしている。

中国籍の乗客は、「防疫健康コード」の国際版ミニアプリを通して検査結果をアップロードし、外国籍の乗客は、中国の在外公館に健康状況声明書を申請する必要がある。航空会社は搭乗前にこれらを確認し、確認できない場合には搭乗を拒否する。検査は搭乗日の5日以内に、中国の在外公館が指定・認可する機関で受けることが求められる。