フィンエアー、日本線の運航再開 成田線週3便から

フィンエアーは、東京/成田〜ヘルシンキ線の旅客便の運航を再開した。ヘルシンキ発は7月1日、東京/成田発はきょう7月3日が初便となった。

新型コロナウイルスにより旅客の取り扱いを中止し、貨物便として運航していた。東京/成田発は金・土・日曜、ヘルシンキ発は水・木・金曜の週3便を運航する。成田に到着した機材は、翌日に折り返す便の機材となり、従来の機材運用と異なる。機材はエアバスA350-900型機を使用する。

当初は7月を予定していた、名古屋/中部・大阪/関西〜ヘルシンキ線の運航再開は、9月に延期する。東京/羽田〜ヘルシンキ線は、11月に開設する。2021年3月末の冬スケジュール終了まで運航しないことを発表していた札幌/千歳・福岡〜ヘルシンキ線は、当面運休する。

共同事業を展開する日本航空(JAL)は7月1日から、東京/羽田〜ヘルシンキ線を週3便で開設しており、これによって、日本とフィンランドの間は、週6便体制で結ばれることになる。

機内では、手指消毒剤、ウェットティッシュ、情報リーフレットが含まれており、使用済みのウェットティッシュ等を入れるゴミ袋をまとめた「クリーンキット」を全乗客に配布する。機内持ち込み手荷物のサイズは、55センチx40センチx23センチとなる。エコノミークラスでは手荷物1つと身の回りの品の計8キロ、ビジネスクラスでは手荷物2つと身の回りの品の計10キロまでに制限される。

■ダイヤ
AY74 東京/成田(11:00)〜ヘルシンキ(15:00)/金・土・日
AY73 ヘルシンキ(17:45)〜東京/成田(09:10+1)/水・木・金

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