ハワイ州、到着時の隔離を免除する旅行前検査プログラム開始 8月1日から

ハワイ・ワイキキ

ハワイ州のデービッド・イゲ知事は6月25日、州外からの旅行者に対し14日間の隔離を免除する旅行前検査プログラムを、8月1日から開始すると発表した。

ハワイ州外から到着する旅行者は、14日間の隔離を回避するため、ハワイ州保健局が承認した検査地でPCR検査を受け、ハワイに到着する際に、検査結果が陰性であることの証拠を示す必要がある。到着時に検査は提供せず、陰性の証明がない場合、14日間の隔離の対象になる。

保健局はこのプログラムを開発中だが、検査室認定プログラム(CLIA)で認定された機関による、アメリカ食品医薬品局(FDA)に承認されたPCR検査が必要になる可能性が高いとしている。検査の費用は旅行者が負担し、印刷またはメールで検査証明書を提出する必要がある。

空港では体温チェックを継続し、体温が38度以上であるか、ほかの症状がある場合、2次スクリーニングを受ける必要がある。