アイヌ文化施設「ウポポイ」、7月12日開業 11日には記念式典

アイヌ文化の復興・創造施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」は、7月12日に開業する。

当初の開業予定日は4月24日だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた。感染症対策の基本的対処方針や、各種ガイドラインに基づく取組みを十分に講じたうえで、開業する。開業前日の7月11日には、開業記念式典を実施する。前売り入場券の販売再開などについては、決まり次第発表するとしている。

「ウポポイ」は、北海道白老町に開業予定の、アイヌ文化の復興・創造と、アイヌの歴史・文化に関する理解の促進を目的とした施設。国立アイヌ民族博物館や国立民族共生公園、アイヌの慰霊施設などで構成される。「ウポポイ」は、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味する。