津軽海峡フェリー、6月9日から新造船「ブルールミナス」就航

津軽海峡フェリー ブルールミナス

青森県と函館市を結ぶフェリーを運航する津軽海峡フェリーは6月9日、新造船「ブルールミナス」を就航させた。

「ブルールミナス」は、5月22日に引退した「ブルードルフィン2」の置き換え用となる新造船。全長約144メートルで、定員583人、積載台数はトラック71台または乗用車230台。速力約20ノット。「ブルールミナス」の就航により、船首向きの展望席「ビューシート」や、大型犬と利用できる個室「プライベートドッグルーム」が津軽海峡フェリーの全船に設置され、統一したサービスの提供が可能となった。

コンセプトは穏やかで光り輝く海と、晴天での気持ちの良い船旅。船名はコーポレートカラーで津軽海峡をイメージする「ブルー」と、「輝く・明るい」という意味の「ルミナス」から命名された。

同船は函館〜青森航路に投入され、函館発は午前3時10分発の4便と午後5時30分の18便、青森発は午前10時発の10便と午後10時25分発の23便が就航便となる。なお、就航初便は9日の18便だった。

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