相鉄グループ、鉄道・バスに187億円投資 20000系6編成増備など

相模グループは、2020年度の設備投資計画を発表した。鉄道・バス設備に総額187億円を投じ、安全対策やサービス向上を図る。

鉄道事業には178億円を投入。サービス面では、2022年度に開業する予定の相鉄・東急直通線向けの新型車両20000系を6編成60両増備する。また、既存車両のリニューアルを進め、今年度は10000系1編成の車体色を「ヨコハマネイビーブルー」に変更するほか、座席の座面やつり革など内装の改良、車内案内放送の自動化を行う。

安全対策としては、2022年度までの全駅設置を計画しているホームドア整備を進め、今年度は二俣川・大和・湘南台の3駅に設置する。このほか、車両機器や各種保安設備の更新などを引き続き進める。

バス事業には8億円を投じ、ドライバー異常時対応システム(EDSS)を装備車など17台の乗り合いバスと、2台のASV型高速バスを導入する。