西鉄、AI活用型オンデマンドバス第2弾を壱岐南エリアで運行開始 6月1日から

西日本鉄道は、6月1日から、AI活用型オンデマンドバス「のるーと」を、福岡市西区の壱岐南エリアで運行を開始する。

「のるーと」は、決まったダイヤはなく、利用者のリクエストに応じ、適宜ルートを変えながら運行するオンデマンドバス。「のるーと」の運行は、福岡市東区のアイランドシティ地区に続き2例目。

壱岐南エリアでは、現在は福岡西鉄タクシーが「橋本駅循環ミニバス」を運行しているが、1台の車両が広範囲のエリアにおいて決まったルートで運行するため、運行本数や所要時間などの面で課題があるとしている。

今回の「のるーと」の運行は2021年5月31日までの1年間の実証運行で、壱岐南エリア内の23箇所と、橋本駅、次郎丸駅近くの福岡トヨタ次郎丸店に「ミーティングポイント(乗降場所)」を設ける。車両は乗車定員8人のトヨタハイエースを使用する。

運賃は大人300円、小児・障害者は150円。配車受付時間は午前8時30分から午後6時まで。3日前から予約可能。各種割引特典も提供する。

■関連記事
西鉄、アイランドシティ地区でAI活用のオンデマンドバス運行へ 4月下旬から