旅工房、従業員による不正発覚で決算発表延期 売上の架空計上や不正領得など数千万円規模

旅工房

旅工房は、法人営業部門の従業員による不正が発覚したことから、決算発表を延期した。

5月7日に外部からの問い合わせを受けて調査を行った結果、社内の予約システムを利用した売上の架空計上や、資産の不正領得が判明したという。期間は2017年7月から2020年5月までで、売上と利益へ与える影響は数千万円に及ぶという。

西村あさひ法律事務所の弁護士を構成員とする外部調査チームを設置し、約1ヶ月かけて調査を行う見通し。影響範囲によっては期間の延長も想定されるとしている。

複数年度の決算数値に影響を与える可能性があり、監査手続に相応の時間を要する見込みとなったことから、決算発表はこれらの手続きが完了次第行うとしている。具体的な日程は確定し次第、発表する。株主総会の日程も、現在のところは未定だという。

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