アパグループ、全ホテルに特別衛生検査官を配置するなど衛生維持管理を強化 最先端IT技術の導入も

アパホテル

アパグループは、5月14日、接触や飛沫感染対策を強化した衛生基準を策定するとともに、社内に衛生検査組織を発足し、全ホテルに特別衛生検査官を配置することで、より実践的な衛生維持管理を実施すると発表した。

衛生基準は、従業員のうがい・手洗いやマスクの装着などの基本的な対策の徹底、ホテルの入り口やフロントカウンターへの消毒液の設置、フロントカウンターへの飛沫飛散防止用衝立の設置、エレベーターのボタンやドアノブなどの複数人が手を触れる場所の頻度を上げた除菌など、清掃面を強化する。また、自動チェックイン機の導入によるスピーディなチェックイン、チェックアウト時のフロント立ち寄りが不要になるエクスプレスチェックアウトポストの設置、空気中のウイルスの無効化や室内の脱臭に効果的な「ナノイーX搭載エアコン」の導入など、最先端ITの導入による実践も行う。

同社は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、自治体による一棟借り上げ方式で8ホテルにおいて無症状者・軽症者の受け入れを行っているほか、テレワーク利用を想定したプランも販売。また、5月10日から6月30日まで「コロナに負けるな キャンペーン」を実施し、シングル1室1泊2,500円で販売するなど、協力を行なってきたが、ホテルの基本である安心・安全な滞在を提供するためには、衛生基準の強化と社内への特別衛生検査官の配置が必要と判断し、今回の実施に至った。

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