鹿児島県、県内最長の「甑大橋」を8月29日に開通 甑島の自由な往来可能に

甑大橋

鹿児島県は、下甑島と中甑島を結ぶ「藺牟田瀬戸架橋工区」の開通日を8月29日、橋名を「甑大橋」とすることを決定した。

藺牟田瀬戸(いむたせと)架橋工区は、2005年度から事業を開始した。計画延長は5.1キロメートルで、総事業費は約320億円。薩摩川内市が行った橋名の公募に基づき名称を「甑大橋」と決定した。

開通により、甑島が一つに結ばれ,島間の自由な往来ができるようになる。県は、救急医療体制や災害応援体制の向上,観光業や水産業など地域の発展に寄与できると期待している。