ルフトハンザグループ各社、乗客のマスク着用義務化 エコノミーとプレエコの隣席空席措置終了

ルフトハンザ・ドイツ航空(ボーイング787-9型機)

ルフトハンザグループ各社は、5月4日より乗客のマスク着用を義務化した。8月31日まで暫定的に運用する。

機内ではマスクなどで口と鼻を覆うよう求められる。また、旅行全体で、必要とされるソーシャルディスタンスを無条件に確保できない状況では、常にマスク類を着用することを推奨する。客室乗務員もマスクを着用する。

ルフトハンザグループでは、機内でのサービス手順には様々な調整を行っているものの、必要とされる距離を常に保つことは困難であることから、マスクの着用を求めることにしたという。マスクは乗客自身で用意する必要がある。利用者にはSMSやメール連絡するほか、各社のウェブサイト上で告知する。

マスクの着用により適切な予防が可能となることから、エコノミークラスとプレミアムエコノミークラスで実施してきた、隣席を空席とする措置を終了した。搭乗率が低下している現在の状況では、可能な限り乗客を分散させるとしている。

ルフトハンザグループは、ルフトハンザ・ドイツ航空、スイス・インターナショナル・エアラインズ、オーストリア航空、ブリュッセル航空、ユーロウイングスの各社から構成される。