旅行の予約状況は低調続く、サイト滞在時間は上昇転換も コムスコア調査

コムスコアは5月1日、旅行関連のウェブサイトの訪問者数の推移を明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、消費者はまだ旅行を計画する段階ではなく、旅行関連のウェブサイトでは、訪問者数の減少が続いている。

訪問数の急減は、3月16日週から始まった。3月9日週には訪問数が急増しているものの、これはキャンセルを行うためである可能性が高いという。

3月のデスクトップからの旅行支出は、前年比43%減少した。航空業界は38%の減少に留まったものの、ホテル業界は61%も減少した。

重要な指標の一つである、旅行サイトでのユニークビジター1人あたりの滞在時間は、4月13日週に全ての旅行カテゴリで上昇を記録した。これは新たな旅行の計画に伴うものか、キャンセルが理由のものかについては不明だという。