キュナード・ライン、運航停止期間を延長

キュナード・ライン

キュナード・ラインは、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから、保有する3隻のクルーズ船の運航停止期間を延長する。

「クイーン・メリー2」号と「クイーン・ヴィクトリア」号は7月31日まで、「クイーン・エリザベス」号は9月8日までに出発するすべてのコースをキャンセルする。

キュナードのサイモン・ペイルソープ社長は、「私どもの願いは、ゲストの皆様を船上へお迎えし、キュナードでの特別な体験を提供することです。しかし、世界中でロックダウンが実施され、旅行への制限が行われているいま、それを叶えることはできません。当社は過去180年間にわたり航海を続けてきましたが、これからも航海を続けていきたいと考えております。現在の状況は大変厳しいものですが、状況を見守りながら、ゲストの皆様を船へお迎えできる日を心待ちにしております。」とコメントしている。

各寄港地を管轄する政府のガイドラインと旅行制限の状況を引き続き注視し、必要な措置を講じているため、さらなる運航スケジュールの変更を行う可能性があるとしている。