宮崎グリーンホテル、営業再開 コロナ感染者が症状隠し宿泊、全館消毒作業実施

宮崎グリーンホテルは、4月21日より営業を再開した。

4月6日に、宿泊していた宮崎市在住の40代男性が新型コロナウイルスに感染していたことがわかったことから、営業を自粛し、消毒作業を行っていた。この男性は、3月に福岡に出張後、4月1日から発熱や味覚障害、咳などの自覚症状があったにもかかわらず、家族への感染防止のため4月1日から6日まで症状を伏せたままホテルに宿泊していた。

宮崎市保健所の指導のもとで、館内全ての消毒を実施していた。ウェブサイト上には、宮崎県ペストコントロール協会による、消毒業務完了報告書を掲載している。報告書によると、全館を次亜塩素酸水溶液で空間除菌し、感染者が宿泊したフロアとその導線は、消毒用エタノールと次亜塩素酸水溶液による噴霧と清拭を重点的に実施した。

政府の緊急事態宣言が全都道府県に拡大されたことから、新規の予約は5月7日宿泊分から受け付ける。

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