大東観光交通、破産申請 負債総額約2億円、東京商工リサーチ調査

東京商工リサーチ

東京商工リサーチによると、送迎バスの運行などを展開する、神奈川県相模原市に本社を置く大東観光交通が4月22日、横浜地裁に破産を申請した。

大東観光交通は1948年1月に設立。資本金は2,000万円。送迎バスの運行などを展開し、ピーク時にはバス22台を擁していた。1998年3月期には売上高約4億1,000万円を計上していたものの、競争激化や単価の下落などで、車両数は12台に減少。2019年3月期の売上高は約1億2,500万円まで落ち込んでいた。今年3月に社長が死去したことや、新型コロナウイルスの感染拡大に影響で先行きの見通しが立たず、事業継続を断念した。

負債総額は約2億円。