ANA、座席を貨物スペースとして活用 上海からマスクや防護服を輸送

全日本空輸(ANA)は、旅客機の座席を貨物スペースとして活用した、医療関連物資の輸送を開始した。日本の航空会社として初めての取り組みとなる。

中国から日本へ、マスクや防護服などの医療関連物資を輸送する。4月10日から、座席上部の手荷物収納スペースを活用した輸送を行っていた。座席への搭載により、貨物室のみに搭載する場合と比較して、最大で約1.4倍の重量の貨物が輸送できる。

今後は、上海発東京/羽田行きの路線で客室を貨物スペースとして活用した輸送を行い、需要動向を踏まえて対象路線を拡大していくという。ANAでは、貨物の輸送需要に対応するため、3月には86便、4月には287便の貨物専用機による臨時便やチャーター便を設定している。(写真・動画提供:ANA)

詳細はこちら