石垣市長、八重山諸島への入島自粛を要請

石垣市の中山義隆市長は4月6日、新型コロナウイルス感染症への対応として、八重山諸島への入島自粛を要請するコメントを発表した。

石垣市などを含む八重山諸島では現在、住民や観光客の外部との交通手段は、大都市圏を中心とした空路のみとなっている。市では、緊急事態宣言が大都市圏を中心に発令された際に自粛生活を避けて多くの人が八重山を訪れることで、地域にウイルスが持ち込まれることを危惧して、宣言発令期間中の同地域への旅行を厳に慎むよう要請している。

市内には感染病床が3床しかなく新型コロナウイルス感染症に対する医療体制が整っていないことから、島出身者の帰省についても控えるよう呼び掛けている。