ユナイテッド航空「マイレージプラス」の上級会員資格を2022年1月まで延長 上級資格獲得基準を半分に引き下げ

ユナイテッド航空(ボーイング737 MAX 9)

ユナイテッド航空は、マイレージプログラム「Mileage Plus(マイレージプラス)」会員の2020年のステータスを2022年1月まで延長することを決めた。

2021年のエリート資格を獲得するためのプレミア資格の獲得基準を半分に引き下げ、より高いステータスレベルに到達しやすくする。2022年のエリート資格を獲得するための条件も緩和する見通し。

さらに、有効期限が2021年1月31日の、上級会員に提供している「プラスポイント」の有効期限を6ヶ月延長する。プレミア1K会員が予約時にアップグレードを確認できるアップグレードオプションであるスキップ・ウェイトリスト(Skip Waitlist)が利用できる路線を、長距離国際線にも拡大する。

ラウンジの利用ができる「ユナイテッドクラブ」会員資格や、エコノミープラス年間パス、ユナイテッドWi-Fi期間パス、手荷物手数料年間パスの有効期限も6ヶ月間延長する。Eサーティフィケートの使用期限も、発行日から2年に延長する。5月31日までの特典旅行のマイルの返還手数料も免除する。12月31日までの特典旅行の予約は、出発日の30日以上前にキャンセルする場合に限り、マイルの返還手数料を無料化する。

ルーク・ボンダーロイヤリティ担当副社長は、「この危機的状況下においても、弊社ではマイレージプラス会員に対して誠実かつ公平な対応をするよう努めてまいりました。これまで弊社のマイレージプラス会員は弊社に対して、信頼と忠誠を示してくださいました。本日発表したいくつかのプログラムのルール変更により、今回は弊社が会員の皆様にコミットメントと忠誠をお示ししたいと思います。近い将来、会員の皆様がまた旅行を開始できるようになった際、ユナイテッド航空は皆様と共にありたいと思っております。毎日新しい困難が起こるような前代未聞の時であっても、弊社を頻繁にご利用いただくお客様に、少しでも笑顔になっていただけるような明るいニュースを本日お届けできることを光栄に思います」とコメントした。

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