福岡・うきは市の原鶴温泉咸生閣、破産申請 東京商工リサーチ調査

原鶴温泉咸生閣

東京商工リサーチによると、福岡・うきは市の原鶴温泉咸生閣を運営する、原鶴温泉咸生閣が福岡地裁久留米支部に破産を申請した。

原鶴温泉咸生閣は、1998年5月期に売上高約2億5,000万円を計上していた。原鶴温泉事態の集客の減少や施設の老朽化で利用者が減少。2019年5月期の売上高は約7,500万円にまで低下していた。新型コロナウイルスの感染拡大により、予約のキャンセルが発生し、先行きの見通しが立たないことから、3月13日から休業し、破産申請の準備を行っていた。負債総額は2億円。

原鶴温泉咸生閣は、客室33室のほか、広さ400畳のジャングル温泉風呂、家族湯や貸切風呂などを有するホテル。