カンタスグループ、10.5億豪ドルを調達 787-9型機7機を担保に

カンタスグループは3月25日、資金調達を行ったことを明らかにした。

ボーイング787-9型機7機を担保に、10.5億豪ドルを調達した。これらの機体は、カンタスグループが現金で購入していたもの。融資期間は最長10年間、金利は2.75%となる。

これにより、利用可能な現金残高は29.5億豪ドルとなり、さらに10億豪ドルの未使用枠を保有している。2021年6月まで、返済期限を迎える主要な債務はないという。35億豪ドルの未充当資産も保有している。

カンタスグループのアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)、「過去数年間、私たちはバランスシートを大幅に強化してきましたが、今では例外的な状況下でもその強さを利用できるようになりました。現在行っていることはすべて、カンタス航空の長期的な将来を保証することに焦点を当てており、その中には、社員が再び仕事を得ることができたときに、再び仕事に復帰できるようにすることも含まれています」とコメントした。

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