中国当局、北京行き国際線全便を対象に周辺空港で検疫実施 3月23日から

中国民用航空局(CAAC)

中国民用航空局(CAAC)や外務省は、中国の検疫法や民間航空法の規定にのっとり、北京に到着する全ての国際便を対象に、12空港に一時的に着陸し、検疫を行うと発表した。

3月23日午前0時から、天津、石家荘、太原、フフホト、上海/浦東、済南、青島、南京、瀋陽、大連、鄭州、西安の12空港のいずれかに一時的に着陸させる。各便ごとの到着地点は、中国民用航空局や航空会社のウェブサイトで確認できるようにする。

中国国際航空は天津・石家荘・フフホト・瀋陽・大連・上海/浦東・青島・鄭州・西安、中国南方航空は瀋陽・済南、海南航空とエチオピア航空は太原、エミレーツ航空は上海/浦東、エティハド航空は西安、大韓航空は青島、アエロフロート・ロシア航空は天津、アシアナ航空は大連、エアアジアXは鄭州、タイ国際航空は石家荘、シンガポール航空は南京が指定されている。

12空港に到着した人は、各空港で入国審査の手続きを経て、検疫を行う必要がある。搭乗条件を満たした人は、その後に北京へ向かうことになる。預け入れ手荷物は北京で通関作業を行う。

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