外務省、海外でのクルーズ船利用予定者に注意喚起 広域情報発出

外務省海外安全ホームページ

外務省は3月13日、海外のクルーズ船で新型コロナウイルスの感染者が報告されており、寄港地では入国拒否や隔離措置が実施される可能性があることから、注意を促す広域情報を発出した。

横浜港で乗客が隔離されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号のほか、香港を出発した後に入港拒否が相次いだ「ウエステルダム」号、ハワイでのクルーズ中に複数の乗員乗客の感染が確認された「グランド・プリンセス」号など、多くのクルーズ船で短期間に集団感染が多く確認されている。

海外でクルーズ船に乗船予定の人に対し、特に高齢者や基礎疾患を有する人が新型コロナウイルスに感染した場合、重症化するリスクが高いことも踏まえ、乗船の延期を含む安全確保について検討するよう求めている。

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