フィリピン政府、マニラを発着する国内航空便など停止 首都圏全体を隔離、コロナ感染国からの入国制限

フィリピン入国管理局

フィリピンのドゥテルテ大統領は、マニラ首都圏に出入りする国内の陸海空路全てを3月15日から封鎖すると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴うもので、多くの人が集まるイベントも禁止する。日本を含む感染国からの入国は制限するものの、フィリピン人やその外国人配偶者・子、永住・外交査証所持者が除外される。

フィリピン保健省の発表では、新型コロナウイルスの感染者数は52人に拡大している。まずはマニラ首都圏全体で30日間の隔離措置を行い、それ以外の地方は、異なる家庭から二人の患者が出た段階でバランガイ(地区や村)を隔離、2つのバランガイに出た段階でミユニシパリテイ(町)・シテイ(市)などのレベルで隔離、二つのミュニシパリティ・シテイなどに出た段階で州全体を隔離するという。

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