外務省、アメリカ・ワシントン州に感染症危険情報 注意勧告

外務省は3月12日、アメリカのワシントン州に、感染症危険情報「レベル1(注意勧告)」を新たに発出した。

アメリカ疾病対策センター(CDC)は1月21日、ワシントン州でアメリカで初となる新型コロナウイルスの症例を確認。その後、アメリカ国内で感染が拡大しており、3月11日時点でワシントン州で267人の感染が確認されている。

ワシントン州では2月29日に、新型コロナウイルスへの対応のための非常事態宣言が発出されて以降も感染者数が増加しており、アメリカの他の地域と比べて、1万人あたりの感染者数も高い状態にある。

これらの状況を勘案して、感染症危険情報を発出した。在留邦人や渡航者には、感染の更なる拡大の可能性も念頭に、最新情報の収集と感染予防に万全を期すよう求めている。

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