外務省、カタールとバーレーンに感染症危険情報 注意勧告

外務省は3月12日、カタールとバーレーンに、感染症危険情報「レベル1(注意勧告)」を新たに発出した。

3月11日のカタールとバーレーン政府の発表によると、カタールでは262人、バーレーンでは189人の新型コロナウイルスの感染者が確認され、1万人あたりの感染者数が高い状態となっている。

カタールでは3月9日、教育省が国内の全学校の休校を発表。11日には保健省が今後も感染が拡大する可能性を言及している。

バーレーンでは2月26日、教育省が教育機関の休校を発表。2月28日には内務省が、内務省が公共の場における集会の開催等を控えるよう呼びかけていた。一部の国を結ぶ航空便も運休や減便されており、今後の感染状況によって、さらに拡大する可能性もある。

これらの状況を勘案し、両国に対して感染症危険情報を発出した。在留邦人や渡航者には、感染の更なる拡大の可能性も念頭に、最新情報の収集と感染予防に万全を期すよう求めている。

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