愛トラベル、事業を停止 コロナ関連倒産、東京商工リサーチ調査

愛トラベル

東京商工リサーチによると、広島県の愛トラベルが事業を停止した。

愛トラベルは、1998年6月に事業を開始。ウェブサイトによると、資本金は5,500万円で、従業員数は30人。バス事業のほか、「アイツアー」ブランドのツアーをはじめとした国内旅行の販売を手掛けていた。

ピークとなる2002年5月期の売上高は約20億円だったものの、その後の売上高は約14億円前後で推移したものの、2010年9月の貸切バス事業者への指導、監督強化により業容を縮小。2011年5月期の売上高は約9億8,300万円となり、その後も低迷していたという。平成30年7月豪雨による運行停止や、新型コロナウイルスの感染拡大により、事業継続が困難になったという。広島地裁に破産を申請する見通し。

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