アパグループ、2019年11月期は増収減益 開業費用増加や先行投資響く

アパホテル〈山手大塚駅タワー〉

アパグループは、2019年11月期連結決算を発表した。

売上高は1371億円(前期比2.3%増)、経常利益は335億円(同7.4%減)で、純利益は211億9,300万円(同10.4%減)の増収減益だった。利用者数は約2,617万人だった。

ホテルの新規開業により稼働室数が増えたことで売上高は増加したものの、開業費用の増加や先行投資により減益となった。2020年11月期には29軒のホテルの開業を予定しており、同様に増収減益を見込む。

アパグループは、パートナーホテルや建築設計中を含めて全国に618軒のホテルを展開。2010年4月から東京都心部での出店を加速し、2015年4月からは地方中核都市への展開を加速。3月末までにパートナーホテルを含め10万室を目指す。