大韓航空、仁川発全便で乗客の発熱チェック開始 37.5度以上で搭乗拒否

大韓航空は3月5日から、ソウル・仁川国際空港を出発する国際線全便を対象に、乗客の発熱チェックを開始した。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けたもので、搭乗口にサーモグラフィカメラを設置。体温が37.5度以上の乗客の搭乗を拒否する。今回の措置のため、8台のカメラを導入した。2月29日からは一部路線で発熱チェックを行っており、対象を拡大した。

機内の消毒は、MD-125消毒液を使用して実施。アメリカ行きと中国・イタリアから到着する機体は、毎日消毒を実施する。それ以外の機体も、通常は月1回の消毒を7日ごと短縮して行っている。感染が疑われる乗客がいた場合は機体を隔離し、定められた手順で消毒作業を行う。

従業員の安全を守るため、機内にはマスクや消毒液などを設置する。機内食施設の全職員にマスクの着用を義務化し、中国路線では機内食を使い捨て容器で提供する。

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