フィンエアー、アジア・イタリア路線で運休や減便 全従業員の一時レイオフ交渉も

フィンエアー(エアバスA350-900型機)

フィンエアーは、新型コロナウイルスの感染が拡大し、需要が減少していることから、アジアとイタリア路線を運休、減便する。

すでに運休している中国本土を発着する路線は、4月30日まで運休を継続する。ソウル/仁川〜ヘルシンキ線は3月9日から4月16日まで、ミラノ〜ヘルシンキ線は3月9日から4月7日まで運休する。

香港〜ヘルシンキ線は4月中、1日2便から1便に減便する。大阪/関西〜ヘルシンキ線は増便を取りやめ、週10便の運航とする。釜山〜ヘルシンキ線の季節定期便の運航開始を、当初の3月31日から7月1日へと延期する。

フィンエアーでは予約客に対し、払い戻しのほか、6月30日までの同区間への変更を案内する。

また、経済的な影響を最小限に食い止めるため、全従業員を対象とした一時的なレイオフの交渉を3月12日より約2週間に渡って実施する。協力プロレスの対象となる全従業員に対して14日から30日間、一時的にレイオフを行うことを計画している。

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