スイス、エアバスA320neoの初号機を受領

スイス・インターナショナル・エアラインズ(エアバスA320neo)

エアバスは2月20日、スイス・インターナショナル・エアラインズに、初のエアバスA320neoをドイツ・ハンブルクで引き渡した。

スイス・インターナショナル・エアラインズが発注した25機のエアバスA320neoファミリーの初号機。チューリッヒ国際空港で開かれた式典で、「エンゲルベルク」と名付けられた。今後、2024年末にかけて受領していく。

イタリアのGevenと開発した新シートを配置。人間工学に基づいた背もたれとクッションのほか、リクライニングをしていない状態でも背もたれ角度が20度で、従来より8度倒れた状態となっている。座席数は180席。ヨーロッパやアフリカ、中東など、飛行距離が最大4,200キロ以内の路線に投入する。

A320neoファミリーは、旧世代機と比べて燃費効率が20%改善した。110社以上から7,300機以上を受注しており、市場の60%のシェアを獲得している。