外務省、韓国全土に感染症危険情報 大邱と清道には渡航自粛要請継続

外務省は2月28日、韓国の大邱広域市と慶尚北道清道郡を除く全土に、感染症危険情報「レベル1(十分注意してください。)」を発出した。

2月25日には、韓国・大邱広域市と慶尚北道清道郡に、感染症危険情報の「レベル2(不要不急の渡航は止めてください。)」を発出しており、継続する。

19日以降、大邱広域市と慶尚北道清道郡で、新型コロナウイルスの感染症例が急増し、2月28日までに韓国全体で2,022例が報告されている。韓国政府は2月21日、大邱広域市と慶尚北道清道郡を「感染症特別管理地域」に指定し、2月23日には感染病危機警報を最高段階の「深刻」段階に引き上げている。

アメリカは韓国全土に、国務省が渡航情報「レベル3(渡航再検討)」、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)も「レベル3(不要不急の渡航延期勧告)」は発出しており、ベトナムや香港など20以上の国・地域は、韓国からの入国を原則的に禁止している。

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