ジェットスター航空、日本線3路線など減便 カンタスグループ、アジア路線で需給調整

カンタス航空(ボーイング787-9型機)

カンタス航空とグループのジェットスター航空は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、アジア路線で運休や減便を決めた。

カンタス航空は、シドニー〜上海/浦東線を運休するほか、シドニー〜香港線を週14便から週7便、ブリスベン〜香港線を週7便から4便、メルボルン〜香港線を週7便から週5便にそれぞれ減便する。さらに、メルボルン〜シンガポール線をエアバスA380型機からボーイング787型機に機材を小型化する。さらに、シドニー・メルボルン〜オークランド線とブリスベン〜クライストチャーチ線のフライトのうち6%を削減する。

ジェットスター航空は、ケアンズ〜東京/成田・大阪/関西線とゴールドコースト〜東京/成田線、メルボルン・シドニー〜プーケット線を最大で週2便減便する。

この他に、ジェットスター・アジア航空、ジェットスター・ジャパン、ジェットスター・パシフィックでも、中国本土線を運休している。ジェットスター・アジア航空では、供給座席数を15%削減する。

これによりグループの2020年度の純利益に、約1億オーストラリアドルから1.5億豪ドルの影響が予想されるという。

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