成田国際空港とNTTドコモ、5Gとアバター活用で旅客案内 実証実験実施

成田国際空港とNTTドコモは共同で、5G通信とアバター技術を活用した、遠隔アバター案内の実証実験を成田国際空港第3ターミナルで実施する。

5G通信は高速・大容量、低遅延、多接続などの特徴を持つ。カウンターに設置した音声や映像を伝送し、遠隔地のオペレーターが直接対面しているかのように案内する。NTTドコモでは今春に、5Gの商用サービスそ開始することを計画している。

実証実験では、対面カウンターと同等にスムーズな会話が成立するか、利用者がアバターから受ける印象、案内サービスの品質を検証する。実証化されれば、居住地や服装を問わず、案内業務が可能となるため、採用機会の拡大も見込めるほか、多言語対応も可能となるという。

実施期間は2月3日から3月27日までの平日午後2時から午後3時まで。3月3日は実施しない。場所は2階保安検査場前。