大阪・難波の髙島屋東別館に「シタディーンなんば大阪」開業 長期滞在に対応、有形文化財を生かした内装も

2020年1月20日 月曜日 4:14 午後

アスコットジャパンは、大阪・日本橋に「シタディーンなんば大阪」を、1月20日にグランドオープンした。

髙島屋が保有する、国の有形文化財にも登録されている髙島屋東別館を改修して開業した。建物は松坂屋によって1923年に建築され、1928年に南館、1934年に北館が竣工。その後、1937年に3つの建物を一つに改築。国内最大の百貨店になった。竹中工務店の所有を経て、髙島屋が取得していた。改修前は、事務所や倉庫、結婚式場などとして使用していたという。設計者は夏目漱石の義弟である鈴木禎次氏。

髙島屋は、賃貸面積を従来の約4倍にあたる約18,000平方メートルに拡大することで、収益性を高める狙いがある。髙島屋による投資額は、賃貸エリアで89億円、自用エリアで56億円の計145億円にのぼる。合わせて、髙島屋資料館も改装オープンした。

「シタディーン」ブランドは、短期から長期、レジャーからビジネスまで、幅広いターゲットを想定したサービスレジデンス。フランス発祥で、ヨーロッパでの知名度が特に高いという。日本では東京と京都に次いで4軒目の展開となる。

客室は12タイプ、客室数は313室で、約4割がスタジオデラックスツインとした。うち27室はベッドルーム付き、ほぼすべての客室がバス、トイレ別。長期滞在を想定した、キッチンや洗濯乾燥機付きの部屋や、コネクティングルームを多く備える。全室に電子レンジ、ケトル、冷蔵庫を備え、Wi-Fiも完備する。広さは20平方メートルから73平方メートルとゆったりとした造りとしている。

堺筋に沿った11連アーチやアーケード、大理石の階段やエレベーターホール、建物のアーチ状の窓など、有形文化財である建物を生かした造り。自由に利用できる共有スペースである「レジデンスラウンジ」、ジム、キッズスペース、ランドリールームも備える。1階にはイタリアンレストラン「numero five」が出店し、朝食も提供する。

セレモニーで挨拶に立った、アスコットのケビン・ゴーCEOは、「髙島屋との関係強化により、日本のみならず海外でも展開していくことを楽しみにしている」と述べ、髙島屋の村田善郎代表取締役社長も、「ASEANでの開発の機会があれば一緒にやっていきたい」と、アスコットとの信頼関係を強調した。セレモニーには、在日シンガポール大使館のピーター・タン大使らも出席し、鏡開きで祝った。

アクセスは、なんば駅から徒歩約10分。1泊1室11,000円からで、長期滞在による割引なども提供する。

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