ウズベキスタン政府観光局、観光客に発行する滞在登録証を7月1日付で廃止 空港インフラ整備も年内実施へ

samalkand

ウズベキスタン政府観光局は、現在実施している観光政策を大幅に改定する。

昨年12月9日付の公式発表では、ウズベキスタン入国から30日以内の外国人観光客向けに発行している滞在登録証を7月1日付で廃止する。これにより、外国人観光客はウズベキスタン在住の民間人宅に宿泊することが可能となる。30日以上の滞在者は適用外。通訳やガイドなどでの入国者に対しては、短期労働登録証を発行する。

また、2020年末までに、国内の空港に最新式の駐車場、カフェ、レストラン、小規模の銀行、ホテル、ケータリングカー等の設備の新設を計画しているほか、国内のすべての国際空港内に免税店を新設する。

ウズベキスタン政府は、2018年2月10日付で日本や韓国など7か国の国籍保有者に対して、30日以内の滞在に必要な入国ビザを撤廃。大手旅行会社HISによると、2018年1~8月の期間中にウズベキスタンを訪れた日本人観光客は、前年同期比54%増の約1万人以上に増加した。