成田国際空港、運用時間延長 開港後初めて

成田国際空港

成田国際空港は10月27日より、運用時間を延長した。1978年の開港後、運用時間の延長は初めて。従来は午前6時から午後11時までしか発着ができなかったものの、これを午前0時まで延長する。

午後11時以降に発着するフライトは、旅客便3便、貨物便3便の計6便。旅客便週53便、貨物便週28便は、夏ダイヤから時間を変更している。

旅客便のうち、午後10時以降に出発する便は日本航空(JAL)のホノルル行き(午後10時発)、カタール航空のドーハ行き(午後10時20分発)、ピーチ・アビエーションの台北行き(午後10時20分発)、ジェットスター・ジャパンの上海/浦東行き(午後10時25分発)、マレーシア航空のクアラルンプール行き(午後10時30分発)、エミレーツ航空のドバイ行き(午後11時発)、ターキッシュ・エアラインズのイスタンブール行き(午後11時発)、ジェットスター・ジャパンの台北/桃園行き(午後11時10分発。到着する便は、ジェットスター・ジャパンの福岡発(午後10時着)と鹿児島発(午後10時10分着)、大分発(午後10時20分着)、沖縄/那覇発(午後10時30分着)と春秋航空日本の寧波発(午後10時55分着)となる。

これに合わせ、JR東日本や京成電鉄は終電を繰り下げる。東京空港交通のT-CAT・東京・横浜・池袋・新宿方面、ビィー・トランセグループの「THEアクセス成田」、京成バスの「東京シャトル」と幕張新都心方面は増便やダイヤ変更で、最終バス時刻を繰り下げる。

免税店や物販店、飲食店の営業時間も変更する。制限エリアの免税店と物販店、到着時免税店と一般エリアの手荷物宅配店舗は最終便まで営業する。その他の施設の営業時間も延長する。