成田空港への鉄道アクセス復旧 空港発の一部バスも運行再開

きょう9月9日未明に千葉県千葉市に上陸した台風15号の影響で、成田空港と都心の間のアクセスに大きな影響が出ている。

JR東日本では、総武快速線の津田沼〜千葉駅間、中央・総武各駅停車の幕張〜千葉駅間、成田線の千葉〜銚子駅間・成田〜成田空港間・我孫子〜成田駅間、総武本線の全線で終日運転を見合わせる。

京成電鉄は、京成本線の京成成田〜成田空港駅間で運転を見合わせている。京成本線のその他の区間や成田スカイアクセス線の運転は再開しており、成田空港から鉄道で都心に向かう場合、成田スカイアクセス線経由が唯一のアクセス手段となる。

東京都心と成田空港を結ぶバスでは、ビィー・トランセグループとジェイアールバス関東が運行する「THEアクセス成田」は、都心発は終日運休、成田空港発は運転再開の見込みは立っていない。京成バスなどが運行する「東京シャトル」は、減便して運行を再開しているものの、迂回に伴い大幅に遅延している。東京空港交通は、成田空港発東京シティエアターミナル(TCAT)行きのみ運行を再開している。成田空港発草加・新越谷行き、朝霞台・志木・ふじみ野行きの一部の便も運行を再開する見通し。

東関東道の成田ジャンクション(JCT)〜千葉北インターチェンジ(IC)間の上下線で通行止め、東関東道の高谷JCT〜千葉北IC間の上下線、新空港道の新空港IC〜成田IC間の上下線は横風のため、最高速度が50キロに制限されている。