JR東日本、シンガポールでエキナカ展開 SMRTらと27駅に

JR東日本は、シンガポールのトムソン・イーストコースト線でのエキナカ商業権を獲得し、海外でのエキナカ運営に着手する。

シンガポールで公共交通事業を展開するSMRT Corporation、シンガポール最大のリテーラーでコンビニチェーンを展開するNTUC Fairprice Co-operativeとともに展開するもので、シンガポール陸上交通庁から開発・運営権を獲得した。3社は10月にも、合弁会社Stellar Singapore-Japan Retail社を設立する。

全32駅のうち27駅の53区画で、店舗を開発するもの。トムソン・イーストコースト線の開業に合わせて、順次開業する。

トムソン・イーストコースト線は、シンガポール北部公開のウッドランズと東武のスンゲイベドックを結ぶ、全長43キロの通勤路線で、将来的には北はマレーシア、東がチャンギ国際空港に接続する構想もある。今年の年末から5期に分けて開業する計画で、2024年6月には全線が開通する。