仙台空港アクセス線、車両増備へ 2020年上期にも

JR東日本

JR東日本と仙台空港鉄道は、2020年上期をめどに仙台空港アクセス線用車両の捻出を検討していることを明らかにした。

仙台空港アクセス線の輸送力強化のためで、現在は朝夕の通勤時間帯は4両編成、日中時間帯は2両編成を中心に運行しているものの、空港利用者の増加や沿線各駅の需要の高まりから、日中時間帯にも一部列車を4両編成で運転することにより、輸送力を増強する。詳細は決定次第発表する。

仙台空港アクセス線は、2007年3月18日に開業。仙台空港駅と仙台駅の間、全長17.5キロを結んでいる。平均して25分間書くで運転しており、2両1編成を7編成保有している。そのうち4編成をJR東日本、3編成を仙台空港鉄道が保有する。

開業当初は1日3,000人強の利用にとどまっていたものの、2018年度には1日5,000人以上が利用している。杜せきのした駅周辺の大型商業施設の増床リニューアルに伴い、2019年度第1四半期の利用は1日5,500人以上に拡大している。