ANA、新たな「ユニバーサルなサービス」を導入 手伝いを希望する内容の会員情報連携など

ANA(ボーイング787-10型機)

全日本空輸(ANA)は、新たな「ユニバーサルなサービス」を開始する。

7月1日より、歩行情報や預ける車いすの情報、視覚、聴覚障がいの有無、機内で使用する医療機器、手配が必要な貸し出し補助具、必要な手伝いの内容などの情報をANAマイレージクラブ会員情報に登録することが可能となる。この情報を確認することで、予約をスムーズに行うことができる。また、情報の一部は、登録後の予約から、ANAウェブサイトでの国際線予約時に自動的に連携される。国内線予約についても自動的に連携できるよう準備を進めるとしている。

また、10月1日から、座位を保つことが困難な乗客に貸し出す上体固定補助具をリニューアルする。さらに、2019年秋から車いすの損傷を防ぐための「車いす保護ケース・カバー」の運用を開始する。

「ユニバーサルなサービス」を強化することで、すべての人がより安心・快適に飛行機を利用できることを目指すとしている。

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