JTB、2018年度決算は151億円の損失 経営改革不振認める

JTB(ジェイティービー)は、2018年度の連結決算が151億円の純損失であったことを発表した。

2018年4月から、「新たな価値提供に向けた経営改革」として、「個人」「法人」の事業単位の組織再編を行い、「交流創造事業」を新たな事業領域として、各事業を推進してきたが、2018年度では、一部事業で経営改革の効果が表れたものの、十分な成果が得られなかったといい、コストの圧縮や成長領域への経営資源の最適配置が出来ていなかったことを認めている。

社会のデジタル化や市場度重なる自然災害による断続的な販売機会の逸失や、グローバル事業の取り巻く状況変化に対応するための経費がかさんだ。多額の特別損失や営業外損失を計上する形となり、増収減益となった。

また、2019年度の見通しについて、旅行者が増加することを想定しながらも、世界情勢を踏まえた景気や企業業績の先行きを不安視する論調の高まりを見据え、減収となることを見込んでいる。

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