国土交通省、10連休の交通機関予約状況を公開 航空機は満席目立つ

国土交通省は、4月27日から5月6日までの10連休の公共交通機関の予約状況をまとめ、発表した。

JR各社の新幹線は下り方面を中心に4月27日・28日がピークで、一部の路線で予約率が70%を超えているほか、上り方面は5月3日~5日の予約率がやや高い状況となっている。全体としては他の交通機関と比較するとまだ空きがあり、連休後半の予約率は概ね60%を下回っている。

航空機は、国内線は連休前半の下り方面で予約率90%を超える航空会社が多い状況だが、連休後半の上り方面は一部の航空会社で予約率90%を超えているものの少し空きがある。

国際線は連休前半の日本発便、連休後半の日本着便で予約率90%を超える航空会社が多い状況となっている。

内航定期旅客船は、連休前半を中心に90%を超えるなど非常に高い予約率だが、連休後半では一部の航路で予約率が80%を下回っており空きがある状況。外航定期旅客船(福岡-釜山線)は、連休前半の福岡発便、連休後半の福岡着便で予約が非常に多い状況だ。

主要な空港へのアクセスバスや観光地へ行くための貸切バスなどは、まだ予約が取りやすい状況。また、主要空港周辺のレンタカーについては、連休の半ばに予約が集中しており、特に新千歳空港、福岡空港等の周辺では非常に混雑している状況となっている。