香港航空、エアバスA330型機を10機削減へ 事業削減で収益性拡大

多額の債務が問題となっている香港航空が、エアバスA330-200型機を10機削減する見通しであることがわかった。

サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によると、親会社であるHNAグループへの譲渡、リース会社への返却などを想定しているといい、事業規模の縮小によって収益性を拡大することを目指す。これにより機材数は28機に縮小する。

香港航空へは、エアバスA350-900型機とエアバスA330-300型機の計4機の引き渡しが遅れているほか、リース代金の支払い遅延によってリース会社2社から訴えられており、さらなる機材削減の可能性もある。

キャセイパシフィック航空は、多額の債務に苦しむHNAグループ傘下の香港航空と香港エクスプレス航空の株式の取得に向けた交渉を進めているとも報じられていた。

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