カンタスグループ、アライアンス航空の株式19.9%を取得

アライアンス航空

カンタスグループは、アライアンス航空親会社のアライアンス・アビエーション・サービスの株式のうち19.9%を取得する。2月1日、発表した。

まずは19.9%の株式を取得し、今後、当局からの承認を経て過半数の取得を目指す。取得金額は約6,000万豪ドル。現経営陣は引き続き経営にあたる。

アライアンス航空は、2002年に設立したオーストラリア最大規模のチャーター航空会社。国際航空運送協会(IATA)が設定した安全監査プログラム(IOSA)も取得している。フォッカー50、フォッカー70、フォッカー100の3機種を保有している。JTBとも契約を締結し、定期便の座席の確保が難しい、ウルル(エアーズロック)などオーストラリア内陸部へのチャーター便利用ツアーの造成なども行っている。

アライアンス・アビエーション・サービスは、「取締役会はカンタスグループからアプローチを受けていない」との声明を発表している。

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