イスタンブール新空港、10月29日開港 一部便を運航へ

トルコ・イスタンブールの新空港が、建国記念日にあたる10月29日に開港する。

当面、新空港では、アンカラ、アンタルヤ、イズミル、バクー、エルジャンを結ぶ一部のトルコ国内線と国際線を運航する計画で、現在運航しているアタテュルク国際空港からの移管ではなく、全便を新設する。ターキッシュ・エアラインズは従来どおりアタテュルク国際空港での運航を継続する。

アタテュルク国際空港からの移転は12月31日を予定しており、全便が新空港発着となる。移転時期やスケジュールは細心の情報を確認するよう呼びかけている。

新空港はオープン時には年間処理能力は9,000万人、滑走路は4本を設ける。完成後には年間2億人の処理能力を誇り、滑走路も増設する。総工費は100億ユーロを超えている一大プロジェクトだった。オープン後にはアタテュルク国際空港は閉鎖し、3レターコード「IST」は新空港に引き継がれる見通し。都心部からはアタテュルク国際空港より遠いものの、将来的に地下鉄が乗り入れる計画もある。

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