トルコ・イスタンブール新空港、移転・開港を延期する可能性

トルコ・イスタンブールに今月末にもオープンを予定していた新空港の移転・開港を延期する可能性があることがわかった。

開港式は建国記念日にあたる10月29日に予定通り行うものの、12月末まではアタテュルク国際空港と新空港が並行して稼働するとの情報もある。ブリティッシュ・エアウェイズは、10月29日までアタテュルク国際空港、11月1日からは新空港を発着すると発表しており、10月29日から11月1日までの10便を欠航するとしている。

情報は錯綜しており、在イスタンブール日本国総領事館では、空港の移転時期やフライトスケジュールは最新の情報を入手するよう呼びかけている。

新空港はオープン時には年間処理能力は9,000万人、滑走路は4本を設ける。完成後には年間2億人の処理能力を誇り、滑走路も増設する。総工費は100億ユーロを超えている一大プロジェクトだった。オープン後にはアタテュルク国際空港は閉鎖し、3レターコード「IST」は新空港に引き継がれる見通し。都心部からはアタテュルク国際空港より遠いものの、将来的に地下鉄が乗り入れる計画もある。

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