香港発着便、台風で欠航や遅延決める 15日から18日にかけ影響

香港国際空港(HKG)

香港を発着する航空各社は、台風22号の香港への接近に伴い、欠航や遅延を決めた。

キャセイパシフィック航空は9月16日午前2時30分から17日午前4時までに香港を発着する便を欠航する。一部の便は発着時刻を変更して運航する。キャセイドラゴン航空は16日に香港を発着する全便を欠航する。17日の一部便も欠航となる見通し。両社便の予約客へは、代替便が手配でき次第、メールやSMSで案内する。香港での乗り継ぎ旅程を持つ場合、経路変更による代替便を案内する。

香港航空は15日から18日に香港を発着する便ですでに欠航を決めた。香港エクスプレス航空も15日から17日に香港を発着する便で欠航や出発時刻を変更を発表しており、15日発着便は17日の運航に変更している。

全日本空輸(ANA)は16日と17日に香港を発着する便で遅延や欠航を決めた。日本航空(JAL)は15日と16日に香港を発着する便で遅延を決めており、運航の可否は最新の気象情報を確認の上、判断する。

香港天文台の予報では、台風22号は16日にかけて、香港の南を西に進む見通し。