福岡空港南側ゲート、あす29日供用開始 出発・到着動線分離で安全性向上

福岡空港ターミナルビル南側の搭乗待合室・到着コンコース・到着手荷物受取所・到着口が、あす8月29日から供用開始される。

南側搭乗待合室は、8月8日に先行して供用開始した出発保安検査場/南を通過した先の11番・12番ゲート付近に新設。あわせて物販店舗や飲食店舗も開店する。また、到着コンコース/南・手荷物受取所/南も新設。2017年8月に供用開始した到着コンコース/北と同様、降機後、搭乗橋内のエスカレーター等で2階から3階に上り、動く歩道のある到着コンコースを通って、エスカレーター等により1階の新設手荷物受取所に降りるルートとなる。これにより、南側ゲートにおいても国内線の出発・到着の混在が完全に解消され、安全かつスムーズに移動できるようになる。

福岡空港を運営する福岡空港ビルディングによると、同空港の再整備工事の工程は7月末時点で約8割まで進んでおり、今後、2019年春には「地下鉄アクセスホール」、2020年1月には「バスラウンジ」がオープンする予定。