ベトジェットエア、大阪/関西〜ハノイ線11月就航を発表 次の就航地は羽田

ベトナムのベトジェットエアは、大阪/関西〜ハノイ線を11月8日に開設すると発表した。

東京都内で開催されている日本貿易振興機構(JETRO)主催のベトナム投資カンファレンスに合わせて記者会見を行った。エコノミークラス180席を配置したエアバスA320型機を使用し、毎日運航する。航空券の販売は6月8日より開始することを予定している。

ベトジェットエアはベトナム国内線のほか、タイ、シンガポール、韓国、台湾、香港、中国、マレーシア、ミャンマー、カンボジアなどを結ぶ82路線を展開している。国際線は計45路線に拡大する。これまでにも、仙台・福島・茨城・東京/成田・名古屋/中部・小松・大阪/関西へチャーター便を就航させている。2017年7月には、日本航空(JAL)と包括的業務提携を行い、相互に共同運航(コードシェア)やマイレージ提携を行うと明らかにしている。

グエン・ティ・トゥイ・ビン副社長は、国土交通省への外国人運送事業の経営許可申請では6月24日から就航するとしていたものの延期したことに対して、「準備期間が1ヶ月と短い。フライトの安全性とサービスのクオリティを重要視している。」と話した。機材の航続距離や乗員繰りの関係上、最初はハノイ〜大阪/関西間が適しているとした。2番目の就航地は羽田となる見通しで、国土交通省に申請を行っており、「早期に認可されることを期待する。」と話した。

大阪/関西〜ハノイ線は、ベトナム航空が毎日1便、ジェットスター・パシフィック航空が週4便を運航している。ベトジェットエアの就航後には週18便体制となり、利便性が向上する。

■ダイヤ
VJ939 大阪/関西(09:20)〜ハノイ(13:10)
VJ938 ハノイ(01:45)〜大阪/関西(07:50)

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