DeNA、レンタカー無人貸出サービス実験を拡大 北海道・JR東グループホテルなどで展開

ディー・エヌ・エー(DeNA)とJR東日本、ジェイアール北海道レンタリースは、DeNAが提供する個人間カーシェアリングサービス「Anyca」を活用したレンタカー無人貸し出しサービスの実証実験について、6月1日から展開箇所を拡大する。

同サービスでは、「Anyca」専用アプリを使って事前に車両を検索・予約し、クレジットカードで決済。車両には、アプリで車両のドアの解錠・施錠ができるスマートキーデバイスを搭載することによって、対面での手続き無しに車両の乗り出しや返却が可能となる。

DeNAとJR東日本は2017年12月から、新白河・郡山・福島・越後湯沢・長岡・新潟の各駅の駅レンタカー営業所において同サービスの実証実験を実施。好評を得ていることから、このたび東京・那須塩原・勝浦駅の駅レンタカー営業所、ホテルメトロポリタン仙台イースト、ホテルメトロポリタン盛岡NEW WING、ホテルメトロポリタン山形、ホテルメッツ水戸およびジェイアール北海道レンタリースの旭川、新函館北斗、函館、東室蘭の各営業所で実証実験を開始する。駅レンタカー営業所の営業時間外利用に関するニーズ調査や、ホテル宿泊客のレンタカー利用効果検証などを目的としている。

各箇所ではエニカに対応した日産NOTEを1台ずつ提供する。料金設定は1日あたり4,000円からで、エリアや時期により異なる。実施時期はJR東日本エリアは6月30日まで、ジェイアール北海道レンタリースエリアは10月31日まで。